ブレスト(乳房)豆知識

1.なぜ自己チェックが必要なの?

「見つけられることはラッキーなこと」
多くの人が発見を怖がりますが、本当の怖さは何もしないで進行してしまうこと。

乳がんは自己チェックによって早期発見することが可能ながんです。
1㎝になるまで約10年とゆっくり進行していきます。
小さいしこりのうちに発見する事が大切。自己チェックの習慣を身に付けましょう!

しこりの進行イメージ

乳がん検診フローチャート

違和感を感じたら
怖がらずに3つの勇気を

  • 見よう 乳房の変化をスルーしない
  • 聞こう 知識が増えれば選択肢も増える
  • 言おう 不安を勇気にかえて専門医へ一歩

乳がんは早期発見をすれば治癒率の高いがんです。
まずは、自分自身でチェックする習慣を身に付けましょう。
毎月の自己チェックで少しでも変化を感じたら勇気を出して専門の医療機関での受診をおすすめします。

2.乳がんについて

Q.どんな人が乳がんになりやすいですか?

乳がんになりやすいリスクを高める因子

  • 1出産経験がない
  • 2授乳経験がない
  • 3家族(祖母・母親・姉妹)に
    乳がんになった人がいる
  • 4良性乳腺疾患
    なったことがある
  • 5初産年齢が高い
    (30歳以上)
  • 6身長高い
    (平均より5cm以上)
  • 7閉経後に肥満
  • 8初潮年齢が早い
    (11歳以下)
  • 9閉経年齢が遅い
    (55歳以上)
  • 10生まれたときの
    体重が重い
  • 11飲酒量が多い
  • 12タバコを吸う

出典:『科学的根拠に基づく乳がん治療ガイドライン2013年版』

発症のリスクは誰にもありますが、
当てはまる方は検診を心がけましょう

Q.こんな症状はありませんか?

乳がんに気付く症状

  • ・しこり

    良性のしこり → 弾力性がありコロコロ動く

    乳がんのしこり → ごりっとして硬い・あまり動かない

    ※自己判断は危険です。

  • ・乳房の痛み

    月経周期に関係なく痛みが続く

  • ・乳頭からの分泌

    血液が混じったような茶褐色の分泌物が出る

  • ・乳頭や乳輪部のただれ

    湿疹やただれ・かさぶた

  • ・乳房のえくぼ

    えくぼのようなへこみ

  • ・乳首の変化

    乳首のへこみ・引きつれ・左右の高さに違い

  • ・皮膚の変化

    オレンジ色の皮のような凹凸・熱っぽく腫れる

  • ・わきの下の腫れやしこり

    神経が圧迫されて腕がしびれることも

ひとつでも気付いたら自己判断せず
専門家へ相談!
検査をしましょう!

※普段から相談できる、かかりつけ医を持っておくことをおすすめします。

3.乳がんグラブの特徴

Q.なぜ二重の袋構造になっているのですか?

一番下の透明シートで肌をおさえ、2枚目の透明シートで指をなめらかに滑らせるチェックしやすい構造です。

実践してみてください。
素手で自分の肌に「の」の字を書いてみてください。
次に同じ様にグラブをつけて「の」の字を書いてみてください。
すべりやすさの違いがわかりますか?

Q.パウダーフリーって何?

アレルギーをおこしにくくする為に、パウダーは使用しておりません。

Q.何回も使用可能ですか?

一般医療機器のため1回限りです。

Q.処分方法は?

環境にやさしい脱ダイオキシン素材ですので、地域のごみ処理の方法に従って処分できます。

4.乳がんグラブの使い方

Q.どこに手を入れるの?

ピンク面を上にして、透明のシートが下に2枚くるように手をいれます。

Q.どれくらいの強さで触ればよいのでしょうか?

3本指で、しっかりと強く押して「の」の字を書くように指をすべらせます。

Q.触る場所はどこ?

手をあげた脇の下から乳房の内側に向かって3本指で胸全体をチェックします

使い方の動画をご覧いただけます。

乳がんグラブの使い方動画

5.乳がん検診のすすめ

Q.どんな検診があるの?

検診方法は3種類です。

  • 1

    住民検診

    市区町村が40才以上の
    住民を対象に行っている検診
  • 2

    職域検診

    勤務先の健康保険組合
    または事務所が行っている検診
  • 3

    個人検診

    人間ドックなど、
    自分で選んで受診する検診

Q.どのような検査があるの?

画像診断にはマンモグラフィー検査と超音波検査があります。
メリット・デメリット、検査内容等を確認して、自分にぴったりの方法で、受診しましょう!!

  •  
  • マンモグラフィー
  • 超音波(エコー)
  • 検査内容
  • 乳房専用のレントゲン検査。乳房を挟みながら圧迫して薄くのばし、上下、左右(内外)方向から1枚ずつ撮影
  • 乳房に超音波をあて、はね返ってくる反射波を画像化した検査。
    乳房表面にゼリーを塗り、その上からプロープと呼ばれる機械をあてて乳房内部を写す。
  • メリット
  • 早期がん、非浸潤がん、石灰化を見つける事ができる

    脂肪の多い乳腺組織内腫瘤をみつけることができる

  • 豊富な乳腺の中にある腫瘤を見つける事ができる(マンモグラフィより早期に検出できる)

    被ばくがないので妊娠中でも受けられる

  • デメリット
  • 豊富な乳腺の中にある腫瘤はみつけにくい

    線量は少ないが被ばくするので妊娠中は受けられない

  • 脂肪の中の小さい腫瘤や石灰化はみつけにくい

    がんではない良性の腫瘤も拾ってしまう

6.もし・・・乳がんになってしまったら・・・

生活の質を保つため、色々な企業、団体がサポートしています。
下記のサポート企業等に相談してみましょう

  • がん治療と生活をつなぐNPO法人キャンサーリボンズ「がんと働く」リワークノート シリーズ
  • がん治療と生活をつなぐNPO法人キャンサーリボンズがんの治療と暮らしのサポート実践ガイド
  • 株式会社KEA工房
  • Breast Cancer & Me
  • 女性のための入院衣類専門店 totoka
  • 黒田尚子FPオフィス
  • ブライトアイズ 女性のがんの心と身体をサポート

7.女性の心と体の健康で
お悩みはございませんか?

電話相談窓口

<女性の健康とメノポーズ協会>
(外部リンク)

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